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2014年7月 9日

鯖江の住宅現場3

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福井県鯖江市の住宅の現場が進んでいます。屋根工事は完了して、現在外壁の施工中。今回の外壁は総厚さが444mmで、木造にしてはかなり厚い仕様としている。下地材が何層にもなっているため、大変手間がかかるのだけど、現場の監督、大工さんはじめ施工者が非常に丁寧に仕事をしてくれています。その分、作業時間も多く、この日も19時過ぎまで作業されていました。今回の大工さんは地元の前田建築さんにお願いしていて、設計者の意図を理解していただき、そのためにどうするべきか非常によく考えて、一方で現場監督や設計者の話に真摯に耳を傾けていただける人です。なかなかいない大工さんのように思います。今後の物件も是非お願いしたいと感じています。(外壁の厚さの理由は別途紹介しようと思います。)
先月は構造検査を行い、構造担当して頂いている構造設計事務所KAPの桐野康則さんも東京代々木の事務所から現場確認にきてくださいました。他にも多くの物件をかかえ、お忙しい中、今回の住宅についても、丁寧、迅速に対応していただけています。
大工の前田さん、構造設計の桐野さんともに、自分よりも年上で知識も経験もお持ちでありながら、偉ぶるようなことがなく、丁寧で誠実な姿勢に、多くのことを勉強をさせていただいています。