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弊社で設計監理を行いました「日南市油津商店街 多世代交流モール」日本建築士事務所協会連合会主催の平成29年日事連建築賞の優秀賞を受賞しました。昨年受賞した日本建築士会連合会賞の優秀賞に続く受賞です。
現地審査では、審査委員長の富永譲氏をはじめ、網野禎昭氏、石堂威氏、作山康氏、陶器二三雄氏、横須賀満夫氏を、現地でご案内させて頂きました。
竣工後1年半がたった商店街と建物を多くの人にみて頂く機会になればと思っていたので遠方まで皆様で来て頂けたこと、賞を頂けたことを嬉しく思います。
私自身久しぶりに伺った商店街は、商店街の空き地に新設された保育園「油津オアシスこども園」をはじめ、名古屋大学の学生である奥田さんが立ち上げた商店街の空き家をリノベーションしたゲストハウス「fan! -ABURATSU-」、IT関連6社の新しいオフィス、子育て支援センター「ことこと」等、多様な活動が新たに生まれているのを見ることができました。
写真は油津オアシスこども園(設計は宮崎県で活動されているレモン設計室さん)。保育園に隣接する空き地を利用して、水遊びを子ども達が楽しんでいました。

日事連建築賞の選評を頂いたので添付させて頂きます。

選評
日本の地方都市は、高度成長期の変動の激しかったその時々での産業の隆盛や衰退に左右されて、まちは姿を変えてゆく。油津のアーケード商店街に15年以上空き店舗であった1スパンを減築し、通り庭をつくり出し、そこに回遊性をもたらす、シャッター街再生の起点にしようとした計画である。建築としては、地元の木材を巧みに使い、通り庭を整備しただけのささやかなものともいえるが、暗く停滞してゆくまちの姿の絶望を乗り越え、地元の人の力を呼び起こし、訴えかけようとする若い設計者や企画者のエネルギーの社会的意義は決して小さいものとはいえない。(富永譲)

今年はリノベーション作品が多く見られ、人口減少時代において建築士事務所の仕事も新築だけではなく改築や減築、さらに用途転換(コンバーション)など、さまざまな建築のあり方が問われつつあり、建築賞も新築だけの評価では収まりきれなくなっている。常日頃、都市を扱っている立場なので、日南市油津商店街多世代交流モールの従前のスーパーマーケット空き家の有効活用は、減築、モール整備、エリアマネジメントといった中心商店街を再生させる起爆剤となり、単に箱物を設計するのではなくまちづくりとしての建築として、評価が高かった。(作山康)

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越前の住宅の竣工写真をWorksにアップしました。

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先日東洋大学朝霞キャンパスで太田邦夫先生と内田祥士先生との対談があって拝聴させて頂きました。
レーモンドの軽井沢聖パウロカトリック教会の木造架構形式について、トラスなのかそれとも日本の木造技術「手挟合掌組」かに焦点をあてながら、ヨーロッパの架構の歴史について、日本の木造を見た際のレーモンドの視点、教会の架構を見た際の内田先生の視点についてなど、様々な話を聞く事が出来ました。写真は太田先生が書かれた屋根勾配等についてのメモ。
太田先生の著書「木のヨーロッパ-建築とまち歩きの辞典」は、太田先生が大学をやめられてから15年程で書き上げた大作だと改めて認識しました。内田先生の新書「営繕論」も9月に発売予定とお聞きしました。

2017年2月12日

越前の住宅 竣工

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昨年福井県越前市で設計監理をしてきました「越前の住宅」が年明けに竣工しました。建物に暮らしながらの増改築工事で、お施主様も施工者の方にとっても大変な工事になりましたが、手をいれていない既存部分を含めた家全体に快適さと生活する楽しさが生まれましたと、竣工後多くの喜びの声を頂くことができました。

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現在発売されている、新建築社JA(THE JAPAN ARCHITECT))2017年104号「PUBLIC SPACE 2015-2016建築年刊」に弊社が設計監理を行った、「日南市油津商店街 多世代交流モール」が掲載されています。本特集は2015、2016年、日本でつくられたパブリックスペースを紹介したものです。

2016年11月26日

越前の住宅 現場3

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福井県越前市で進んでいる住宅の現場の様子です。ブルーシートがかかった側が既存建物、新旧の取り合い部の仕上げに取りかかってもらっています。

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弊社で設計監理を行いました「日南市油津商店街多世代交流モール」が平成28年日本建築士会連合会賞の優秀賞を受賞しました。
本施設は商店街をはじめとする中心市街地再生の拠点となる施設であり、商店街や日南市の皆さんの様々な取り組みを含めて今回評価頂けたと思っています。
本賞は一次の書類審査と二次の現地審査を行い優秀賞5点,奨励賞数点が選出されるもので、二次審査の現地審査では建築家の岸和郎氏、竹原義二氏をご案内させて頂きました。お二人から感想や助言を直接頂く事ができ貴重な時間を頂きました、お忙しい中遠方まで来て頂きありがとうございました。岸氏には選評を書いて頂きましたので添付させて頂きます。

選評
地方都市の衰退しつつあるアーケード商店街再生の起爆剤として計画されたプロジェクトである。往時は繁栄していた商店街も時代の流れとともにその長さも短くなり、また建ち並んでいた商店も歯抜けとなり、アーケードに面したファサードからは部分的に青空が覗けるようになる。そんな商店街を象徴するかのように、すでに何年間も閉鎖されたままになっていた旧スーパーマーケットの巨大な建物のリノベーションが本計画である。
 その旧スーパーマーケットの立面は長さ60mあり、商店街に面するファサードとしてはスケールオーバーである。設計者はその立面の中央に屋外空間としてのヴォイドを挿入し、一つの大きすぎる建物であったものを、二つの建物とその中央には屋外モールの空間を配置することで三つの空間へと変化させた。
 右側のブロックには飲食店を6店舗配置し、屋内、屋外ともに客席は自由に着席できる形式であり、アジアの都市にあるナイトマーケットやフードコートのようなカジュアルな形式をとりながら、現代の空間として効果的にデザインされている。左側のブロックは情報発信やNPOの拠点として、多目的に使用できるように計画されており、右側のブロックの飲食空間がもたらす賑わいと、うまく対応している。
 このモールの屋外空間が商店街に挿入され、商店街の流れと直行方向に光や風、それに商店街の外部に広がる都市の雰囲気がアーケード内部に流入するようになったことで、これまでは単に商店街の歯抜けに過ぎなかった空地が積極的に意味を持つようになり、児童の遊び場として整備されたりすることで、直線に過ぎなかったアーケード商店街が左右方向に広がりを持ち始め、新しい入居者も増え始めたと聞く。
 一つの小さなプロジェクトが商店街全体の在り方を変える力を持っていること、言い換えると一つの建築が都市さえも変えることができるという点を改めて思い知らせてくれた作品であることを評価し、顕彰する次第である。 (岸 和郎)

2016年10月 7日

鯖江の住宅 庇

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先日、「鯖江の住宅」(福井県鯖江市)の前を通りかかった時に撮影した写真。竣工後もうすぐ2年になりますが、大きな庇によって杉板の外壁は竣工時と変わらないきれいな表情で、開口部をみるとブラインドとフローリングの隙間で気持ちよさそうに寝ている猫の姿がみえました。

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「鯖江の住宅」がアメリカのデザインサイト「arch daily」に掲載されました。
http://www.archdaily.com/794440/house-in-sabae-tetsuya-mizukami-architects

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日南市油津商店街の活動が、webサイト「ココロココ」「greenz」に取り上げられています。