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2014年11月20日

紅葉

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自宅の近くには、ある大学施設があって、施設内には多くの樹木があり、広いグランドがある。あまり手を入れていない、ありのままの自然が残っていて、週末は人もいないため、非常に静かな場所です。毎年、この時期になると、家族でシートとお弁当を持って出かけます。写真は銀杏並木を見上げたもので、地面から空に向かって枝と葉が何十ものレイヤーになっていて、本当に美しい。
広いグランドの遠く向こうに、紅葉した樹木の下で草野球をしている人たちの風景を見ながら、ゆっくりとすごす時間はとてもいいものです。

2014年11月 9日

一次審査通過

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先日提出した、地方都市に建つ地域交流施設の設計者選定設計競技の一次審査通過の連絡を受けました。二次審査は11月末、現地でプレゼンテーションを行ってきます。しっかり準備を行い、臨みたいと思います。
写真は箱根の山道です。紅葉が始まっていました。

先週末、鯖江の住宅のオープンハウスを行いました。
天気にも恵まれ、多くの人にきて頂くことができました。様々なご感想を頂き、また新しい出会いがたくさんありました。ご来訪頂いた皆様、ありがとうございました。またご協力頂きましたお施主様、建設会社にも改めてお礼をお伝えしたいと思います。前日には撮影も行いましたので、後日hpにも写真をアップ致します。
オープンハウスの後、見に来て頂いた人の一人が「建物の善し悪しは実際に見ないと伝わらないものですね」と言っていたのが印象的でした。写真ではどうしても一部分しか伝わらないため、実際に目で見て中に入って、はじめてその建物について理解できることが非常に多いと思います。またオープンハウスが決まりましたら、hpでもお知らせしたいと考えております。今後もよろしくお願いいたします。

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私たちの事務所で設計監理を進めてきました住宅が完成します。
お施主様のご厚意によりオープンハウスの機会を設けることができましたので、ご都合が宜しければ是非お越し下さい。

□日時:2014年10月12日(日)9:00-16:00
□場所:福井県鯖江市

□建築データ
「house t」(仮称)
建築設計:水上哲也建築設計事務所 一級建築士事務所
構造設計:株式会社KAP
施工:水上建設株式会社
構造:木造
規模:地上1階
敷地面積:367.49㎡
建築面積:124.82㎡
延床面積:108.75㎡

ご興味のある方、見学のご希望の方は、contactから、またはメールにてお申し込みをお願い致します。詳細なアドレスや、駐車スペースなどのご案内をさせて頂きます。皆様のご来場をこころよりお待ちしております。

2014年9月20日

加賀片山津温泉街湯

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先日加賀にある2013年に完成した谷口吉生氏設計の「加賀片山津温泉街湯」を訪れました。
建物は構造体がカーテンウォールのマリオンとなっていている点では1995年に同氏の設計によって完成した「葛西臨海公園展望広場レストハウス」に近い印象の建物でした。葛西が幅75m,高さ11m、加賀が幅42m,高さ10m。規模が2倍ほどあり、20年近く前の建物である葛西のほうが、構造体/マリオンの印象は細く華奢な印象を受けたのは、加賀市の積雪量125cmと、江戸川区の積雪量40cmの違いにあるのだろうと思いました。北陸の街の温泉であることを考えると、葛西で感じたヒリヒリとするような高い緊張感の建物ではなく、少し優しい印象を受けました。
磯崎新氏が1983年に発表した福井県の勝山市に建てたRC造の住宅「中山邸」の発表時の文章に「雪国。そこにはまったく異なる建築的対応が必要とみえるのだが、コンクリートの構造体であるかぎりでは、結露以外に変わった条件はない」と述べられています。確かに住宅をコンクリート造でつくる場合、日本のどこが敷地であってもつくりに大きな違いはないように思います。ただし谷口建築の極限まで構造体の断面を削ぎ落としていくタイプの建築の場合(例えば葛西やフォーラムエンジニアリング青山ビル)は、雪国と、雪が降らない地域では立ち上がる建物に大きな違いがでるようにも今回感じました。私も両場所で平行して設計しているため、意識して設計を行う必要があると改めて感じる良い機会にもなりました。
施設には地元の利用者がたくさんいました。世界でも屈指の建築家である谷口氏の建築が美術館や博物館などの文化施設ではなく、北陸の田舎街に、お年寄りや子供など幅広い年齢層の利用者がある街湯として実現したのはとてもよいことだ思いました。
11月15日からは[谷口吉郎・谷口吉生]展が金沢市民芸術村で始まり、9月13日には京都国立博物館「平成知新館」が開館しています。どちらもまた訪れたいと思います。

2014年8月 8日

鯖江の住宅現場4

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鯖江で設計監理をおこなっている住宅の現場写真です。写真は少し前のものですが、現在は外装が終わり、内部の仕上げ工事に入っています。北側のハイサイドライトからの安定した光が登り梁にあたって室内に拡散しています。外部は黒に近い茶色で仕上げて、周辺にある既存の畑や植栽の緑色が映えるようにしています。内部は木部はそのままクリアの保護塗料を塗って仕上げとします。
9月にはオープンハウスも行う予定ですので、詳細な日程が決まりましたらこの場でも紹介する予定です。興味のある方は「Contact」からお気軽にお問い合わせください。詳しい予定をお伝えします。Worksの「houset」にも現場写真upしました。

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先日、東洋大学ライフデザイン学部人間環境デザイン学科の内田祥士研究室の卒業設計中間発表の講評会にゲスト講師で参加させて頂いた。また学生の講評会終了後、自分の卒業設計と実務について学生たちに話をさせて頂いた。
中間発表は「9月に卒業するとすれば」という課題で行われた。本提出時の半分のスケールで成果物を用意してプレゼンをするもので、計9名の発表を聞いた。意欲的で6ヶ月後の提出が楽しみな作品と、本提出が心配になる作品が半々ぐらいにあった。まだ6ヶ月間時間があると考えるとどの作品も、今後の取り組み次第で充実した作品になる可能性があり、むしろ早めにまとめに入らずに一層深めた内容となるよう、学生には自分と向き合いながら、悔いの残らないよう本提出まで取り組んでもらいたい。
写真は大学内の内田先生設計の実験工房棟(第18回BELCA賞受賞)の、アトリウム1階フロアの写真です。1979年竣工の古い使われていなかった校舎を改修してつくられた建物で、吹き抜けになっているアトリウムは以前は中庭の外部空間だったところに屋根をかけて内部空間とした作品。
お声かけ頂いた内田先生、他のゲスト講師の山本先生、浅古先生、大矢さん、内田研のみなさん、ありがとうございました。

2014年7月 9日

鯖江の住宅現場3

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福井県鯖江市の住宅の現場が進んでいます。屋根工事は完了して、現在外壁の施工中。今回の外壁は総厚さが444mmで、木造にしてはかなり厚い仕様としている。下地材が何層にもなっているため、大変手間がかかるのだけど、現場の監督、大工さんはじめ施工者が非常に丁寧に仕事をしてくれています。その分、作業時間も多く、この日も19時過ぎまで作業されていました。今回の大工さんは地元の前田建築さんにお願いしていて、設計者の意図を理解していただき、そのためにどうするべきか非常によく考えて、一方で現場監督や設計者の話に真摯に耳を傾けていただける人です。なかなかいない大工さんのように思います。今後の物件も是非お願いしたいと感じています。(外壁の厚さの理由は別途紹介しようと思います。)
先月は構造検査を行い、構造担当して頂いている構造設計事務所KAPの桐野康則さんも東京代々木の事務所から現場確認にきてくださいました。他にも多くの物件をかかえ、お忙しい中、今回の住宅についても、丁寧、迅速に対応していただけています。
大工の前田さん、構造設計の桐野さんともに、自分よりも年上で知識も経験もお持ちでありながら、偉ぶるようなことがなく、丁寧で誠実な姿勢に、多くのことを勉強をさせていただいています。

2014年6月29日

須田帆布店

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先週の日曜日、茨城で進めているプロジェクトの打ち合わせでつくば市に行き、その打ち合わせの帰りにお施主さんと一緒に、須田帆布さんに伺いました。須田帆布さんは、つくば市内に工房とお店を持つ、手作りの鞄屋さんです。とても人気のある鞄屋さんで、東急ハンズなどでも売られているのですが、当日も筑波の店内にも遠方からたくさんの方がいらしていました。須田さんご夫婦が一つ一つ使い方やメンテナンス方法を丁寧に説明されていました。様々な具体的なシチュエーションを想定されて鞄がつくられているのが印象的で、また商品一つ一つについての説明を多分ご主人が書かれていらっしゃるのですが、それぞれの鞄にとても愛情を込めて、飾らず誇張せずに書かれていて、読んでいて楽しくとても好感がもてました。
今回はお施主さんが須田帆布さんのお店の建物が素敵なので一緒に併設されているcafeに行きましょうとお誘い頂いて伺ったのですが、建物もとても良かったです。建物は木造で、切り妻の金属屋根、左官仕上げの外壁、木製建具素地仕上げの開口部の建物は、周辺の住宅街の建物よりも少し大きいボリュームに関わらず、突出することなく街並にも調和していました。お店の中は壁天井が見切りのない白い左官仕上げで、床は無垢の厚板敷きでした。印象的だったのは、床の無垢材(ハードメープル)は一枚一枚丁寧に手仕事で四周に2mm程度面をとられていました。通常面をとると丸みを帯びた優しい印象になるのですが、この建物の面は丸くせず落としているので、非常にエッジがきいていて素材の良さが引き立っていて良かったです。残念ながら2階のcafeは現在やっていなかったのですが、店主の須田さんのご好意で2階のcafeスペースも見させて頂きました。建物の設計施工は茨城の大工さんで、とても良い吟味された素材が、非常に丁寧につくられて、つくり手と建て主の方の大変な労力と建物への思いがビシビシと見る人へも伝わってきました。
その後、須田さんが建物を担当されていた高橋さんという大工さんをお店に呼んで頂いて紹介頂き、お施主さんご夫婦、須田さん、高橋さんと私でお話をする時間を頂きました。そこにいた全員がものつくりに関わる人間で、現在進めているプロジェクトの話をさせて頂いたり、お施主さんのものつくりへのお考えや、須田さんと高橋さんから当時の建物建設のお話や、ものつくりへのお考えを聞くことができました。また皆さんで再会したいと思うような素敵な出会いでした。

2014年6月 1日

坂本一成氏講演会

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先日建築家坂本一成氏の講演会を明治大学で聞きました。
坂本氏の講演会は2度目で、1度目は今から6,7年前だったと思います。そのときの講演とほぼ同じ内容、構成のように思いましたが、坂本氏がつくりたいと言われていた「ニュートラルな建築」「自由な空間」「ありそうでない建築の空間」「生活や歴史、文化と連続していて完結したものではなくて非完結的な建築」「複雑で矛盾に満ちている社会に適合した建築」という言葉は当時よりも自分の中に入ってきました。
講演会最後、進行をされていた明治大学の講師の方が「坂本氏の建築は一つ一つの部位に自由が有り、しかしそれらには強い一体感がある」と言われていた言葉が印象的で共感しました。偶然ですがこの言葉は、私の大学時代の先生である建築家内田祥士氏の著書「東照宮の近代/都市としての陽明門」にある、「日光東照宮陽明門」と「東京」についての言説と重なり、一層興味深い講演会となりました。

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