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2014年4月26日

材木工場

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福井県鯖江市で進行中の住宅の施工者との打ち合わせを、今回材木をお願いしているクラシス株式会社の事務所で行い、その後工場で材料確認を行いました。クラシスさんの社屋は鯖江市下河端にあり数年前に建てられた新しい建物です。広い敷地に事務所や工場、ストック置場があり、新しいこともあるでしょうが、スペースに余裕がありとても整理整頓されている印象でした。工場を拝見して今後の加工作業も丁寧な仕事をして頂けるのではないかと思いました。
工場内の外部にある材木ストック用の鉄骨の建物が折板と鉄骨フレームと養生シートでできた簡単なつくりでしたが、無駄なものがなく美しく良かったです。
本計画建物では柱や梁の構造材が露出で見えてくる箇所も多くあるので、施工者にとっては搬入や建て方、その後の養生等でとても気を使うため真壁構造は大変なのですが、構造材が見えることは(大壁構造ではなく真壁構造であることは)、意匠以外にも、建物の保守性メンテナンスの点からも好ましいと考えています。1ヶ月後の建て方が楽しみです。