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2024年度(第20回)こども環境学会賞「デザイン賞」を「のだのこども園」が受賞しました。2月に実施された現地審査では建築家の石原健也氏、手塚由比氏をご案内しました。デザイン賞選考委員長は竹原義二氏。竣工後5年が経過し最高賞であるこのような賞に選出頂けたことを大変嬉しく思います。現地審査頂いた審査員の手塚由比様の選評を添付させて頂きます。

選評
非常にのびやかなこども園である。園舎も素晴らしいのだが、まず園庭が素晴らしい。広々とした土の園庭には築山や手作りの木製遊具が設えられ、園児達が思い思いに駆け回っている。既製の遊具などは一切存在しない。園庭には既存の樹木が影を落とし、園児達に心地良い遊び場を提供している。
この園庭に全長100mの園舎が幅3mもある広い外廊下を介して接続している。外廊下は保育棟から広いインナーテラスへと続き、さらに交流棟へと続く。インナーテラスはかなりゆったりとした広さで、子供達の活動の幅を広げる空間となっていることがうかがえる。
こののびやかな配置を生かすために、構造にも工夫が凝らされている。一見木造に見える園舎だが、園庭に面した側の柱と桁梁は鉄骨となっている。その結果、園舎は園庭に対して限りなく開かれた空間となっている。通常であれば光を遮ってしまう桁梁ですら、木梁の上に追いやられ、透明感のあるファサードを実現している。
建築の構造からデティールに至るまで、構成が明快に見てとれるのもこの建築の素晴らしいところである。屋上のデッキすら下地材が横から見えるように作られていて小気味良い。
理にかなった構成がデティールから園舎全体に貫かれ、園庭と園舎が一体となった気持ちの良い空間を生み出していた。子供達が自然と触れ合いながらのびのびと育つであろう環境が実現されていた。(手塚由比)

https://www.children-env.org/certification_celebration/Society_Award

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日本建築学会編集の「第4版コンパクト建築設計資料集成」(丸善出版)に、弊社が設計監理を行った、「日南市油津商店街 多世代交流モール」が掲載されています。

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新建築2024年1月別冊 軽やかな屋根の可能性2 都市木造編に、弊社が設計監理を行った、「のだのこども園」が掲載されています。

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「福井の住宅 /House in Fukui」がスペインの建築サイト「afasia archizine」に掲載されました。

https://afasiaarchzine.com/
https://afasiaarchzine.com/2023/11/tetsuya-mizukami-architects-private-house-fukui/

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第29回千葉県建築文化賞の優秀賞を弊社で設計監理を行いました「のだのこども園」が受賞しました。

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国立研究開発法人建築研究所監修の木でつくる中大規模建築の設計入門に「のだのこども園」が掲載されました。

2022年12月10日

福井市の住宅 現場

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福井県福井市で進んでいる住宅の現場。

2022年12月10日

H邸 増築

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15年前、事務所をまだ立上げる前に設計した住宅が家族構成が変わり個室などを追加した増築計画が完成しました。大切に住んで頂き、再びお声かけ頂いたお施主様と、今回の増築の施工とこれまでのメンテナンスを誠実に対応いただけた施工会社様に、改めてこの場を借りてお礼をお伝えしたいと思います。

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デザイン事務所TSUGIの新山さんに声を掛けてもらい、ロフトワークさんが経済産業省近畿経済産業局と進めているデザイン経営プロジェクトに協力させてもらいました。福井県にあるカーテンをつくられている株式会社カズマさんと、越前和紙をつくられている五十嵐製紙さんとご一緒させて頂きました。カズマさんはその後もプロジェクトをご一緒させていただいて、写真はカズマさんの製造工場の風景。

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日本建築学会作品選集2021-2022に「のだのこども園」が掲載されました。