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先日東洋大学朝霞キャンパスで太田邦夫先生と内田祥士先生との対談があって拝聴させて頂き、大変有意義でした。
レーモンドの軽井沢聖パウロカトリック教会の木造架構形式について、トラスなのかそれとも日本の木造技術「手挟合掌組」かに焦点をあてながら、ヨーロッパの架構の歴史について、日本の木造を見た際のレーモンドの視点、教会の架構を見た際の内田先生の視点についてなど、様々な話を聞く事が出来ました。写真は太田先生が書かれた屋根勾配等についてのメモ。
太田先生の著書「木のヨーロッパ-建築とまち歩きの辞典」は、太田先生が大学をやめられてから15年程で書き上げた大作だと改めて認識しました。内田先生の新書「営繕論」も9月に発売予定とお聞きしました。

2017年4月23日

玉川上水

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雨上がりの桜が舞う新緑の玉川上水沿いの遊歩道の写真。課題の敷地見学に向かっている様子。今年から武蔵野美術大学でも設計の授業を担当させて頂いています。前を歩くのは一緒に授業を担当させて頂く建築家の伊藤寛さんと学生。また多くの新しい出会いがあり楽しみです。

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弊社で設計監理を行いました「日南市油津商店街多世代交流モール」が平成28年日本建築士会連合会賞の優秀賞を受賞しました。
本施設は商店街をはじめとする中心市街地再生の拠点となる施設であり、商店街や日南市の皆さんの様々な取り組みを含めて今回評価頂けたと思っています。
本賞は一次の書類審査と二次の現地審査を行い優秀賞5点,奨励賞数点が選出されるもので、二次審査の現地審査では建築家の岸和郎氏、竹原義二氏をご案内させて頂きました。お二人から感想や助言を直接頂く事ができ貴重な時間を頂きました、お忙しい中遠方まで来て頂きありがとうございました。岸氏には選評を書いて頂きましたので添付させて頂きます。

選評
地方都市の衰退しつつあるアーケード商店街再生の起爆剤として計画されたプロジェクトである。往時は繁栄していた商店街も時代の流れとともにその長さも短くなり、また建ち並んでいた商店も歯抜けとなり、アーケードに面したファサードからは部分的に青空が覗けるようになる。そんな商店街を象徴するかのように、すでに何年間も閉鎖されたままになっていた旧スーパーマーケットの巨大な建物のリノベーションが本計画である。
 その旧スーパーマーケットの立面は長さ60mあり、商店街に面するファサードとしてはスケールオーバーである。設計者はその立面の中央に屋外空間としてのヴォイドを挿入し、一つの大きすぎる建物であったものを、二つの建物とその中央には屋外モールの空間を配置することで三つの空間へと変化させた。
 右側のブロックには飲食店を6店舗配置し、屋内、屋外ともに客席は自由に着席できる形式であり、アジアの都市にあるナイトマーケットやフードコートのようなカジュアルな形式をとりながら、現代の空間として効果的にデザインされている。左側のブロックは情報発信やNPOの拠点として、多目的に使用できるように計画されており、右側のブロックの飲食空間がもたらす賑わいと、うまく対応している。
 このモールの屋外空間が商店街に挿入され、商店街の流れと直行方向に光や風、それに商店街の外部に広がる都市の雰囲気がアーケード内部に流入するようになったことで、これまでは単に商店街の歯抜けに過ぎなかった空地が積極的に意味を持つようになり、児童の遊び場として整備されたりすることで、直線に過ぎなかったアーケード商店街が左右方向に広がりを持ち始め、新しい入居者も増え始めたと聞く。
 一つの小さなプロジェクトが商店街全体の在り方を変える力を持っていること、言い換えると一つの建築が都市さえも変えることができるという点を改めて思い知らせてくれた作品であることを評価し、顕彰する次第である。 (岸 和郎)

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 あと2日で2015年が終わる。今年は進めていたいくつかのプロジェクトが無事竣工を迎え、関係者の方から喜びの声を頂いた。事務所にとって今年も良い一年になりました。新しい方との出会いがあり、多くの人に支えて頂いたおかげだと思います。
 写真は宮崎県宮崎市にある坂倉建築研究所が設計した、宮崎県青島青少年自然の家(1976)の2階のラウンジの写真です。このラウンジの写真左奥上空に抜けていくような広がりのある清らかな気持ちの良い空間が、L型プランのコーナーという難しい位置にありながら、吹抜け、構造体、開口部など、特別ではない要素により構成され実現されていました。内田祥士先生と宮崎の建物見学をご一緒させて頂いた際の一枚。

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今年の暑かった夏の期間、現場では鉄骨工事がメインで進みました。現場溶接する箇所も多く、非常に過酷な環境で作業をして頂いたと思います。
現在、現場は鉄骨工事が内外ともにほぼ終わり、ボードを貼る内装の方、塗装、鋼製建具、電気、機械設備、左官の方と様々な業種の方が、同時に入って作業を行っています。竣工まで残り1ヶ月半程度、これからが本番です。
写真は現場の休憩中の写真です。

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減築して生まれる中庭に植える樹木の選定に鹿児島県指宿へ、植栽計画に協力を頂いているGAyamazakiの山崎さん、造園を担当頂く田中造園の田中さん、現場監督の大日建設増田さんと行ってきました。
山崎さんの提案でシマサルスベリ、シマトネリコを採用しました。どちらも南国の樹木で、宮崎県日南市に建つ多世代交流モールにあった樹木を選定出来たと思います。
現地は広大な畑に、大量の樹木が、同じ種類、同じサイズごとにきれいに整理されていて、かつ一本一本の樹木はそれぞれ違った表情で、力強く自由に振る舞っていました。

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先日、東洋大学ライフデザイン学部人間環境デザイン学科の内田祥士研究室の卒業設計中間発表の講評会にゲスト講師で参加させて頂いた。また学生の講評会終了後、自分の卒業設計と実務について学生たちに話をさせて頂いた。
中間発表は「9月に卒業するとすれば」という課題で行われた。本提出時の半分のスケールで成果物を用意してプレゼンをするもので、計9名の発表を聞いた。意欲的で6ヶ月後の提出が楽しみな作品と、本提出が心配になる作品が半々ぐらいにあった。まだ6ヶ月間時間があると考えるとどの作品も、今後の取り組み次第で充実した作品になる可能性があり、むしろ早めにまとめに入らずに一層深めた内容となるよう、学生には自分と向き合いながら、悔いの残らないよう本提出まで取り組んでもらいたい。
写真は大学内の内田先生設計の実験工房棟(第18回BELCA賞受賞)の、アトリウム1階フロアの写真です。1979年竣工の古い使われていなかった校舎を改修してつくられた建物で、吹き抜けになっているアトリウムは以前は中庭の外部空間だったところに屋根をかけて内部空間とした作品。
お声かけ頂いた内田先生、他のゲスト講師の山本先生、浅古先生、大矢さん、内田研のみなさん、ありがとうございました。