News
2024年1月 6日
雑誌掲載のお知らせ 新建築2024年1月別冊
2022年1月 9日
interno indaco interview
2021年9月18日
JIA 北陸支部 講演会
先日JIA北陸支部福井地域会からお声掛け頂き、自作について講演を行いました。(新型コロナウイルス感染症の状況に鑑みオンラインにて開催)
2021年7月22日
東洋大学理工学部建築学科 ゲストクリティーク
先日東洋大学理工学部建築学科のゲストクリティークとして参加した。レクチャー後、講評会を行った。課題は「川越の新しい文化と賑わいの拠点」。川越の街は伝統ある蔵造りの街並みを残し、近年多くの観光客が訪れ商業的にも大変賑わいがある。18年ぶりに訪れた川越の街は新しい店が数多くあって印象が随分変わっていたし、理工学部のキャンパスも建て替えが進み校舎はほぼ一新されていた。そんな中、写真の大学最寄駅の鶴ヶ島駅前の雰囲気は変わっていなかったのがとても印象的だった。
2019年12月23日
福井大学+福井工業大学 合同設計講評会
先週末に福井大学と福井工業大学の合同講評会にゲスト講師として参加した。4つの設計課題を見て、それぞれ設定されている県内の敷地が素晴らしい環境で、市内中心にも自然や空地が多く残っていることを改めて感じた講評会だった。画像は福井大学都市環境工学コース2年生課題の敷地図。福井市の中心市街地にある足羽川か左内公園に面する敷地のいずれかを選択して集合住宅を建てる課題。春の足羽川の桜並木は福井の名所で大変綺麗です。
2018年8月25日
桑沢デザイン研究所 設計講評会
先日、桑沢デザイン研究所での講評会にゲスト講師で参加しました。専門学校は初めてでしたが、多様な案があって面白い講評会になりました。留学生が多く、案の幅を広げていたように思います。写真は中国からの留学生のYさん。住宅の課題でしたが、日本の都市型住宅であり中国の文化も感じることができる魅力的な提案でした。
2017年4月23日
「手挟合掌組とscissors truss」意見交換会
先日東洋大学朝霞キャンパスで太田邦夫先生と内田祥士先生との対談があって拝聴させて頂きました。
レーモンドの軽井沢聖パウロカトリック教会の木造架構形式について、トラスなのかそれとも日本の木造技術「手挟合掌組」かに焦点をあてながら、ヨーロッパの架構の歴史について、日本の木造を見た際のレーモンドの視点、教会の架構を見た際の内田先生の視点についてなど、様々な話を聞く事が出来ました。写真は太田先生が書かれた屋根勾配等についてのメモ。
太田先生の著書「木のヨーロッパ-建築とまち歩きの辞典」は、太田先生が大学をやめられてから15年程で書き上げた大作だと改めて認識しました。内田先生の新書「営繕論」も9月に発売予定とお聞きしました。
2017年4月23日
玉川上水
雨上がりの桜が舞う新緑の玉川上水沿いの遊歩道の写真。課題の敷地見学に向かっている様子。今年から武蔵野美術大学でも設計の授業を担当させて頂いています。前を歩くのは一緒に授業を担当させて頂く建築家の伊藤寛さんと学生。また多くの新しい出会いがあり楽しみです。
2016年10月 9日
平成28年日本建築士会連合会賞 優秀賞
弊社で設計監理を行いました「日南市油津商店街多世代交流モール」が平成28年日本建築士会連合会賞の優秀賞を受賞しました。
本施設は商店街をはじめとする中心市街地再生の拠点となる施設であり、商店街や日南市の皆さんの様々な取り組みを含めて今回評価頂けたと思っています。
本賞は一次の書類審査と二次の現地審査を行い優秀賞5点,奨励賞数点が選出されるもので、二次審査の現地審査では建築家の岸和郎氏、竹原義二氏をご案内させて頂きました。お二人から感想や助言を直接頂く事ができ貴重な時間を頂きました、お忙しい中遠方まで来て頂きありがとうございました。岸氏には選評を書いて頂きましたので添付させて頂きます。
選評
地方都市の衰退しつつあるアーケード商店街再生の起爆剤として計画されたプロジェクトである。往時は繁栄していた商店街も時代の流れとともにその長さも短くなり、また建ち並んでいた商店も歯抜けとなり、アーケードに面したファサードからは部分的に青空が覗けるようになる。そんな商店街を象徴するかのように、すでに何年間も閉鎖されたままになっていた旧スーパーマーケットの巨大な建物のリノベーションが本計画である。
その旧スーパーマーケットの立面は長さ60mあり、商店街に面するファサードとしてはスケールオーバーである。設計者はその立面の中央に屋外空間としてのヴォイドを挿入し、一つの大きすぎる建物であったものを、二つの建物とその中央には屋外モールの空間を配置することで三つの空間へと変化させた。
右側のブロックには飲食店を6店舗配置し、屋内、屋外ともに客席は自由に着席できる形式であり、アジアの都市にあるナイトマーケットやフードコートのようなカジュアルな形式をとりながら、現代の空間として効果的にデザインされている。左側のブロックは情報発信やNPOの拠点として、多目的に使用できるように計画されており、右側のブロックの飲食空間がもたらす賑わいと、うまく対応している。
このモールの屋外空間が商店街に挿入され、商店街の流れと直行方向に光や風、それに商店街の外部に広がる都市の雰囲気がアーケード内部に流入するようになったことで、これまでは単に商店街の歯抜けに過ぎなかった空地が積極的に意味を持つようになり、児童の遊び場として整備されたりすることで、直線に過ぎなかったアーケード商店街が左右方向に広がりを持ち始め、新しい入居者も増え始めたと聞く。
一つの小さなプロジェクトが商店街全体の在り方を変える力を持っていること、言い換えると一つの建築が都市さえも変えることができるという点を改めて思い知らせてくれた作品であることを評価し、顕彰する次第である。 (岸 和郎)
2015年12月30日
2015年仕事納め、青島青少年自然の家
あと2日で2015年が終わる。今年は進めていたいくつかのプロジェクトが無事竣工を迎え、関係者の方から喜びの声を頂いた。事務所にとって今年も良い一年になりました。新しい方との出会いがあり、多くの人に支えて頂いたおかげだと思います。
写真は宮崎県宮崎市にある坂倉建築研究所が設計した、宮崎県青島青少年自然の家(1976)の2階のラウンジの写真です。このラウンジの写真左奥上空に抜けていくような広がりのある清らかな気持ちの良い空間が、L型プランのコーナーという難しい位置にありながら、吹抜け、構造体、開口部など、特別ではない要素により構成され実現されていました。内田祥士先生と宮崎の建物見学をご一緒させて頂いた際の一枚。